総評 ★★★★★
温泉 ★★★★★
泉質 硫黄泉
明礬泉
鉄泉
塩類泉
色 乳白色/茶褐色/透明
料金 1200円/600円
営業時間 11時~17時
所要時間 3時間30分
260Km
アクセス ◎
清潔感 ◎
休憩所 〇
食事 なし
対応 ◎
子供連れ ◎
※九州八十八湯めぐり対象施設です。
広大な立ち湯は圧巻。立ち込める硫黄の香りと、青みを帯びた乳白色で湯の花たっぷりの温泉は、この世の楽園ぞ。
1日1,400万リットルの湯量がそのまま源泉かけ流しで注がれており、濃厚な温泉を贅沢に楽しむことができる。
立ち湯を含む大浴場は混浴で、タオルを巻いて入浴する。
女性は女湯から濃い濁り湯の中を通って入るため入りやすい。
最深部は1.4mの水深があるため、小さな子供は目を離さないように注意。
別に男湯と女湯もあるが、男湯は狭く暗い内湯のみなので、男性は必然的に混浴スペースに向かうことになる。
女性は区切られた専用の立ち湯があるが、宿泊者は女性専用時間があるため、大浴場を隅々まで心行くまで味わいたいのであれば、宿泊がお勧め。
立ち湯の他に、それぞれ違った泉質の浴槽がたくさんあり、とても楽しい。濃い湯気が立ち込めているため、移動の際もあまり目立たないが、目当ての浴槽に人がいるかは近づかないと見えなかったりする。露天風呂はやや熱め。
日暮れ後のライトアップされた大浴場はとても素敵。とにかく広大で、湯気も濃く、夜は特に人目を気にせずに楽しめる。日帰り入浴の時間は短いため、100%楽しむためには宿泊を強くお勧めする。
休憩所はなく、待合スペースとして、浴室入り口前に腰掛けあり。
アクセスは問題なし。駐車場も広い。
施設全体や、客室はややくたびれ感がある。夕食はとても美味しいが、朝食バイキングはいまいち。しかし、濃厚な硫黄の温泉を、秘湯まで行かなくとも気軽に贅沢に味わえるのは、とても貴重。
道のりと駐車場は問題なし。往復の移動時間と、距離を、同行者が厭わなければ、否、たとえ嫌がったとしても、それを上回る満足感が、そこにはある。
マナーやプライバシーの問題で混浴の文化は衰退してきているが、九州南部にはまだ混浴の文化が色濃く残っており、その中でも、霧島ホテルは入りやすい混浴温泉と言えるだろう。
子供が10歳を越え、一緒に温泉に入れなくなったママさんに、特にお勧めである。
硫黄谷温泉 霧島ホテル
鹿児島県霧島市牧園町高千穂3948
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