道後温泉 椿の湯

総評　　　★★★★★

温泉　　　★★★★★

泉質　　　アルカリ性単純泉

色　　　　透明

料金　　　400円/150円
　　　　　利用時間は60分以内

営業時間　6時～22時30分

所要時間　6時間（フェリー利用）
　　　　　320Km
　　　　　7時間以上（しまなみ海道経由）
　　　　　470Km

アクセス　◎

清潔感　　◎

休憩所　　△（ほぼなし）

食事　　　なし

対応　　　◎

子供連れ　◎

松山市民の親しみの湯として昭和28年に建てられた、道後温泉別館の公衆浴場。
本館からはアーケードを挟んで徒歩数分の距離にある。飛鳥乃湯が隣にある。昭和59年に改築、平成29年に改修を受けている。

観光地としての性質上、どうしても待ち時間は発生するが、銭湯よりも安い料金で、道後温泉に入れる近隣の方々がうらやましい。
花崗岩で作られた浴室は、中央に湯釜が置かれた浴槽があり、周囲に洗い場がある昔ながらの配置。動線が重ならず、機能的で、浴室に品があり非常に美しい。
泉質はしっとりとしたやらかいお湯で、やや熱め。
シャンプーや石鹸は備え付けられておらず、マイお風呂セットを持参するか、入館時に購入する必要がある。愛媛らしさのある、みかん石鹸が50円。

休憩所はなし。ロビーにわずかな腰掛がある程度。銭湯のように、外で恋人を待つスタイルだ。

本館の厳粛さとは真逆の、高い天井と明るい浴場は大衆へ向けた賑わいのある温泉として、本館との良い対となるような異なる性格が非常に好ましい。休憩所がないため、余韻に浸ることができないのが残念である。
平成の改修時に近代化がなされたのであろうが、その前に訪れてみたかった。