湯の森 くす

総評　　　★★★★☆

温泉　　　★★★★★

泉質　　　単純温泉
　　　　　（モール泉）

色　　　　褐色

料金　　　550円/300円/100円
　　　　　家族風呂　2000円/50分～
　　　　　　（平日は60分）

営業時間　11時～20時30分（最終受付）
　　　　　家族風呂：～20時（最終受付）
　　　　　定休日：火曜日
　　　　　　　　　（祝日の場合は翌日）

所要時間　1時間30分
　　　　　105Km

アクセス　◎

清潔感　　◎

休憩所　　〇

食事　　　なし

対応　　　◎

子供連れ　◎

飴色の透き通ったお湯が美しいモール泉。
モール泉とは、火山活動等によってできる一般的な温泉とは異なり、地中に埋もれた植物からできる泥炭（亜炭）層を通して湧出する植物由来の温泉で、鉱物成分よりも植物成分を多く含む。温泉法ではモール泉という分類はなく、成分より単純温泉、塩化物泉、炭酸水素塩泉などに分類されることが多い。有限の資源であるという。

黒を基調とした木組みの浴室は、竹がアクセントとなっており、植物由来の落ち着いた雰囲気に癒される。
内湯のみ。露天風呂はお休み中？サウナなし。
やや広めの浴槽であるが、腰掛があったり仕切りがあったりで、実質あまり広くはない。褐色の透き通ったお湯は、茶色の湯の華が舞う源泉かけ流し。40℃弱のぬるめのお湯で、肌触りがとても柔らかい。ぬるすべ感はなく香りもほとんど感じず、pHは7.8～7.9。ぬるめであるが、炭酸泉よりも身体の温まりが早く、かく汗の量も多く感じた。鳥のさえずりを聞きながら、夏の雲が流れゆくのをのんびりと眺めていると、これぞ日本の夏だなぁと感慨深い。

あじさいが活けてあったりとおしゃれで素敵な施設で、スタッフさんの人となりが現れているよう。全体的にしっかりと清掃されている清潔感がある。浴槽の床もざらざらとした砂の感触を触れることはない。

洗い場は５つある。シャワーがスイッチ式ではないのが良い。シャンプーはキシキシのリンスイン。
脱衣所は狭く、脱衣カゴのみ。受付に無料の貴重品用鍵付きロッカーあり。ドライヤーは風力が強いやつが3台。
休憩所は狭いお座敷。まだ蝉は鳴いていなかったが、畳で扇風機と自然の風にあたりながら涼んでいると、なぜかとても懐かしい感じ。昔はエアコン使わなかったもんな～。

アクセスは問題なし。舗装された数台分の駐車場と、広い砂利の駐車場あり。
キャンプ場も併設されているよう。

Softbankは圏外、Docomoは電波あり。

ぬるめの柔らかなお湯がとても心地よく、ついつい長湯をしてしまうが、しっかりとした水分補給を忘れずに。