総評 ★★★★☆
温泉 ★★★★☆
泉質 ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
色 透明
料金 700円/300円
営業時間 15時~23時
6時30分~9時30分
所要時間 1時間20分
103Km
アクセス ◎
清潔感 ◎
休憩所 △
食事 なし
対応 ◎
子供連れ ◎
※九州八十八湯めぐり対象施設です。
※シャワーも温泉の可能性があります。
どこか懐かしさを感じる昭和な旅館の温泉。加水なしの自家源泉はあつ湯とぬる湯があり、嬉野温泉の美肌の湯を心ゆくまで堪能できる名湯。
内湯のみ。サウナなし。
内湯はあつ湯とぬる湯に分かれている。総じて段差が少ないのは温泉に入りやすい。
注がれる湯量は少ないが、自家源泉のかけ流し。湯の華の舞い、かすかに白色を帯びたお湯。とろみのあるお湯は入った瞬間から肌がすべすべになる、これぞ嬉野温泉。
あつ湯は、42℃~くらいのガツンとくるお湯で、ここまでのあつ湯を嬉野温泉で味わえるのは嬉しい(嬉野温泉だけに)。
ぬる湯もそこまでぬるくはなく、熱湯より1、2℃程度低いくらいと思われる。これらを行ったり来たりするのが、たまらない。
浴槽の広さも広くはないが、十分。ただし、宿泊客の状況などによって、日帰り入浴の制限があることもある様子で、まったり楽しみたいのであれば宿泊すべし。廊下から見えるいけすには、伊勢海老が泳いでおるでの。
浴室も、浴槽の岩も、しっかり清掃されている清潔感があり、不快なカビやぬめりがなくとても良い。
洗い場の数は5つ。
シャワーがスイッチ式でないことが嬉しい(嬉野温泉だけに)。明らかではないが、シャワーの時点で肌がすべすべな気ががしたので、シャワーも温泉の可能性がある。
シャンプーは、さすが嬉野、緑茶のリンスインシャンプーと、これまた緑茶のボディソープ(嬉野はお茶の産地としても有名です)。リンスインなのにさほどキシキシにならないのは嬉しい(嬉野温泉だけに)。石鹸も備えてある。
脱衣時は、脱衣カゴのみ。貴重品は、受付で預かってもらえる。ドライヤーは風力が強いものが、2つ。
休憩所はなく、お風呂の入り口前の椅子か、ロビーの椅子。
アクセスは問題なし。駐車場は多くはなく、砂利。対面の車との距離がやや近め。食事はできないが、激近にジョイフル(九州、沖縄地方がメインのファミレス。看板が一見ジョナサンぽいので、しばらくジョナサンだと思っていました。ファミレス界では、近年他社のあからさまなコストダウンによる味の低下やメニューの減少などから、現状最良のファミレスに成り上がった、と思う)があるので、助手席の人は湯上りのビールが楽しめる。
懐かしい雰囲気の旅館で、とてもほっとする。宴会場では、コンパニオンのお姉さんたちと盛り上がっているおじさま方が、楽しそうだった。
夜遅くまで営業してくれているのはほんと嬉しい(嬉野温泉だけに)。
嬉野温泉 嬉泉館
佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙2202-18
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