総評 ★★★★★
温泉 ★★★★★
泉質 Na-塩化物泉
色 茶褐色
料金 500円/250円
営業時間 3月~11月
6時~19時30分(最終受付)
12月~2月
6時~18時30分(最終受付)
第3月曜:~14時30分(最終受付)
所要時間 5時間
310Km
アクセス 〇
清潔感 ◎
休憩所 ×
食事 なし
対応 〇
子供連れ 〇
※石鹸、シャンプーなどの備え付けはありません。
受付で購入可能です。
温泉津温泉については、温泉津温泉 薬師湯のページを参照のこと。
また、初代より500年『温泉屋』を相続している伊藤家の当主の記した元湯温泉の歴史について、公式HPにとても興味深く記されているので、ご照覧あれぇぃ。
温泉津温泉街、薬師湯の斜め向かいにある、これまた味のある佇まいの良薬湯。
すぐ近くにある2軒だが、源泉は異なっているとのこと。良薬湯の公式HPの経営理念がなんとなく薬師湯に向けているように感じるのは深読みしすぎだろうか。お互い仲が良くないのかな(大きなお世話です)。ちなみに、良薬湯の駐車場は、薬師湯の客は絶対停めるなオーラがすんごい。個人的には、薬師湯よりも良薬湯の温泉の方が好き。
元湯温泉とその宿泊施設である長命館(現在は閉館)は、広島原爆の被爆者の湯治を受け入れていたとのことで、その数はなんと7316名、日本の原爆被爆者温泉保養所ならびに、療養研究所の設立のきっかけになったのだとか。全被爆者数を思えばごくわずかなのかもしれないが、悲惨な思いをされた被爆者の方々のために力を尽くそうとされた方々がいたということは頭が下がる思いである。そのようにして、良薬湯は、温泉を観光資源としてではなく、日本の湯治文化として大切に護り続けているのであった!
まあ、そんななか、ごく近所にオール5獲得~!、雑誌にどうの~!、なんてお隣方面に向けてやってるところがあれば、面白いはずがないわな(完全な憶測です)。
入り口は男女別、中に入ると番台があり、受付のおばちゃんから入浴の仕方について丁寧に説明をしてもらえる…のだが、えらいヨレヨレのダルTでだらしない感じが半端ないのが非常に残念。あと愛想ない。目の前の駐車場に薬師湯の客が停めないか見張りながら、おそらく1日1台は間違えそうなものだから、愛想も悪くなるか(まったくの個人的な邪推でござる)。
浴室はかなり狭いが、味のある浴室で良き。
内湯のみ。内湯は、あつ湯(49.5~50℃!)、ぬる湯(43~44℃)、初めての人用(38~40℃)と3つの浴槽がある。
あつ湯は、やや黒いお湯に油膜が張り、めっちゃ美味しそう!!なのだが、初めて熱すぎて入れなかった。火傷しそうな熱さで、足だけ入れたが、しばらくひりひりとしていた。武雄温泉元湯のあつ湯よりも1段熱い感じ。入りたかったが、帰りのことも考え、泣く泣く諦めた。
ぬる湯も、一般的には熱めのお湯。初めての人用は子供でも安心な温度。いずれの浴槽も狭いので、混みあっているときは困りそう。
しっかりとした鉄臭があるお湯は、湯の華が舞い、しっとりとした肌触りでとても良い。ぬるすべ感や泡付きはなし。源泉から浴槽までの距離が1~1.6mほどとのことで、抜群の鮮度を誇る。加水、加温、冷却、循環なしの濃密な温泉は、湯あたりしやすいかもしれないので、しっかりとした水分補給と、長湯に注意。島根県では唯一飲泉の許可が下りている温泉であるとのことであるが、感染症対策や、マナーの悪化により、現在ではイベント時のみに飲泉ができるようである。
シャワーはなく、校庭にあるような蛇口しかないので、クールダウンができない。出る水も冷たくない。
洗い場はない。シャワーなどもなく、浴槽のお湯で洗うしかないのだが、浴室自体が狭いので、他の方がいると洗いにくい。シャンプーなどの備え付けはなく、受付で購入できる。全体的にしっかりと清掃されている清潔感あり。
脱衣所は広め。鍵付きロッカー(無料)も大きめで使いやすい。
ドライヤーは受付で借りることができる。有料(100円)でコンセントを借りることもできるので、マイドライヤーを持参の方には朗報。
休憩所はなく、待ち合わせは駐車場の車になる。
アクセスは、温泉津温泉街の道が狭く、すれ違える場所が何か所かあるので譲り合いで。施設目の前に数台分の駐車場と、更に進んだところに、第2、第3駐車場がある。
あつ湯に入れなかったのが、めっちゃ心残り。己の未熟さに打ちひしがれた2025夏。いつかリベンジしたい。
良薬湯 湯泉津温泉 元湯
島根県大田市温泉津町温泉津ロ208-1



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