道後温泉 本館

温泉
https://dogo.jp/onsen/honkan 公式サイトより引用

現在、保存修理工事中です(終了しました)。
利用可能な設備等は公式HPをご確認してください。
※工事終了に伴い、令和6年7月11日から全館営業しています。
 レビューは改装工事前のものです。
 料金の変更もありますので、公式HPをご確認してください。

総評   ★★★★★

温泉   ★★★★★

泉質   アルカリ性単純泉

    透明

料金   訪問時の料金です
     現在は料金の変更があります

     霊の湯たまのゆ 3階個室 1550円/770円
         浴衣、お茶、団子、又新殿観覧
         2階広間 1250円/620円
         浴衣、お茶、煎餅、又新殿観覧
     神の湯 2階広間 840円/420円
         浴衣、お茶、煎餅、又新殿観覧
         階下   420円/160円
     又新殿ゆうしんでん観覧    260円/130円

営業時間 霊の湯 3階個室 6時~20時40分
         2階広間 6時~21時
     神の湯 2階広間 6時~21時
         階下   6時~22時30分
     又新殿観覧    6時~21時

所要時間 6時間(フェリー利用)
     320Km
     7時間以上(しまなみ海道経由)
     470Km

アクセス ◎
     走行距離が増えることを考えると
     フェリー使用が吉

清潔感  ◎

休憩所  ◎

食事   なし

対応   ◎

子供連れ ◎

清らかでなめらかな泉質は、唯一無二の肌触りを感じる

なぜ道後温泉は日本で最も有名なのか、なぜ歴代皇室に愛されてきたのか。それは、日本最古の温泉であり、歴史ある美しい建築物であることだけではなく、その厳かとも感じられる浴室、泉質にあると思われる。

道後温泉本館は、霊の湯か、神の湯かを選んで入浴する。霊の湯を選択した場合、神の湯も入ることができ、また、霊の湯は、3階個室の休憩室を選択することができる
3階個室では、お茶と坊ちゃん団子、(訪れたときはめっちゃ甘いみかんも)が振舞われ、夏目漱石と正岡子規が利用した坊ちゃんの間と、又新殿を見学できる。
又新殿とは、明治32年に作られた、皇室専用の御湯殿おゆどのである。皇室専用の御成門(入り口)、玉座の間、御居間、御湯殿を見学しながら、明治大帝に想いを馳せるのも良い。
順番に呼ばれるので、先の人が出るタイミングで入ることになり、ほぼ1人で入ることができる。霊の湯は、庵治石あじいしや大島石(最高級の花崗岩)で作られた浴室と大理石の壁で作られており、湯舟に入ることすら戸惑いを覚えるほどの厳かな雰囲気がある足の裏と背中とお尻で感じる花崗岩のなめらかさは、筆舌に尽くしがたい
泉質の肌触りは、武雄温泉に似ていると感じた。

松山市営道後温泉駐車場は道後温泉利用で90分無料。入口は急だが、段差がないため出やすい。ただし右後方の見切りは悪い

国の重要文化財として営業する唯一の公衆浴場で、ミシュラン3つ星
人生において、幾たび道後温泉を訪れることができようか。ならば、「霊の湯、3階個室」を選ばない理由はあるか。いや、ない。

道後温泉 本館

愛媛県松山市道後湯之町4-30

松山市営道後温泉駐車場からの眺め。道後温泉を中心にして栄えている。てっぺんの白鷺が羽ばたく小さな屋根は、振鷺閣(しんろかく)と呼ばれ、6時、12時、18時に太鼓が鳴らされる。6時は道後温泉開館の時間を知らせるものである。周りにビルなどがなかった時代、太鼓の音が松山の街の人に時間を知らせ、明かりが灯されることで、松山の街のシンボルであったとのこと。環境省選定「残したい日本の音風景100選」に選ばれているとのこと。そのほかの99選は知らない。
時代を感じる畳と襖の3階個室。とても居心地が良い。
坊ちゃんの間。
2023年2月再訪時。建物全体を覆う形で、一部営業を続けながら、保存修理工事中。
工事中なのに、きれい。

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