総評 ★★★☆☆
温泉 ★★★☆☆
泉質 アルカリ性単純泉
色 透明
料金 500円
営業時間 10時~19時30分(最終受付)
年中無休
所要時間 2時間
141Km
アクセス ◎
清潔感 〇
休憩所 △
食事 あり
11時30分~14時L.O
対応 ◎
子供連れ ◎
2023年に国宝に指定された通潤橋のすぐ近くにあるホテルの温泉。もともとは国民宿舎だったようであるが、2023年に営業を停止、民間に売却され2024年4月から営業を再開しているとのこと。通潤橋の目の前はちょっとした物産店があり、少し離れたところに道の駅『通潤橋』がある。通潤橋は写真が趣味の方など、一部の方以外は興味はないだろう。水が出ていなければ秒で帰る。もともと観光地としてではなく実用性のために造られたのだから、観光地としての雰囲気がないと言われても、地元の方にとっては迷惑なだけだろう。
通潤橋とは、1854年に川から高台にある田畑へ水をくみ上げるために造られた。逆サイフォンの原理を利用して高低差のある場所に水をくみ上げているのだが、石材を用いた導水管を漆喰などでシーリングし漏水しないように造られている発想と技術が江戸時代に考えらえていたことが素晴らしい。日本の独自技術で造られた最初の噴水管とされている。導水管内に溜まった泥や砂を取り除くために定期的に放水を行っている。その時のみ、橋の上から見学ができるとのこと。
内湯、露天風呂、サウナ、水風呂あり。
浴室は広く、照明は暗めでシックな雰囲気。
内湯は、3つの浴槽があり、熱すぎずぬる過ぎずのどれも同じような温度。どこに入っても変わらないので空いてる浴槽をチョイス。浴槽の床がでこぼこざらざら系でお尻がちょっと痛い。かすかに塩素臭のするお湯は、ぬるすべ感はなく、泡付きもなし。しっかりと芯まで温まる。pHは9.6と高め。
露天風呂は広めだが、浴槽は浅い。目隠しにより眺望はなし。内湯に比べややぬるめ。
サウナはマイルド。
施設はきれいだが、ところどころ電球が切れていたり、故障していたりで、老朽化を感じる。国宝とはいえ、通潤橋一本で客室を埋めるには荷が重いように感じる。だって、地味だもん。
洗い場の数は十分。仕切りがあり使いやすい。シャワーはスイッチ式で、勢いがめっちゃ強く、シャワーヘッドが暴れる。OnかOffか、暴れるか暴れないかなので、ちょっと困る。シャンプーはキシキシリンスイン。
休憩所は、ちょっとしたベンチみたいな畳。アイスの自販機はなし。1台だけ無料のマッサージ機がある。
アクセスは問題なし。駐車場も広い。九州中央道のI.Cがすぐ近くにあり、全線開通したらアクセスはかなり良くなるだろう。
通潤山荘
熊本県上益城郡山都町長原192-1








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