ジャングリア沖縄 スパ

温泉

総評   ★★★☆☆

温泉   ★★★☆☆

泉質   アルカリ性単純泉
     銭湯

    灰白色
     透明

料金   2640円/1540円

営業時間 13時~19時(最終受付)
     土日、季節によって違いあり。
     HPを参照してください。

所要時間 ー

アクセス ◎
     スパ専用駐車場あり
      2時間まで 500円
      (トロピカルオアシス利用で3時間まで)
      2時間超え 3000円!

清潔感  ◎

休憩所  △

食事   あり

対応   ◎

子供連れ ◎

2025年7月にオープンしたジャングリア沖縄。
そのスパは、『世界最大のインフィニティ風呂』として2025年1月(オープンの半年前!)にギネス世界記録に認定され、『世界一の贅沢インフィニティスパ』と、公式ホームページで紹介されている。
写真(?)の撮り方(?)が良すぎて(?)、がっかりスポットとして(?)なにかと話題になったジャングリア沖縄。そのスパの実力はいかに!!次回、『魅惑のジャングリア沖縄スパ!どうなるクリリン!!悟空、急いでくれぃ!!てか、クソ高ぇな!!』絶対見てくれよな!!

というわけで、ジャングリア沖縄は沖縄県北部、名護市の北、今帰仁なきじん村にある
美ら海水族館、古宇利島、今帰仁城跡、名護パイナップルパークなどの近く。もともとはオリオン嵐山ゴルフ倶楽部というゴルフ場跡地を利用して建設された。USJとほぼ同じ敷地面積。新たに森を切り開いたわけではないようだ。
沖縄に旅行に行ったことがある方のほぼ全員が美ら海水族館に行ったことがあると思われるが、那覇から美ら海水族館は意外と遠いのはご存知の通り。
沖縄県の南端から北端まで1日で観光できるかといえば、全然まったくそんなことはなく、舐めた観光スケジュールを立てると痛い目みるぜ。
最近は、空港付近でレンタカーを借りると豊見城とみぐすくあたりの店舗になることが多く、そこから高速を利用してジャングリア沖縄まではおおよそ1時間30分くらいかかる。途中、伊芸サービスエリアに寄って、豆腐チャンプルー(めちゃうま)を食べていくと、もっと時間がかかる。
那覇空港付近は非常に渋滞するので、帰りの飛行機がある場合など、時間にしっかりと余裕をもって行動することが重要。なお、豊見城付近でレンタカーを返却する場合は、沖縄道の西原JCTで那覇方面に向かわず、那覇空港自動車道に入り、豊見城とみぐすく名嘉地なかちIC(豊見城ICの先)を利用すると那覇周辺の渋滞を回避できる。

内湯、露天風呂、サウナ、水風呂あり。
浴室は広く、大きな窓と、素敵な露天風呂が見えてとても解放感がある

内湯は広い浴槽と、小さなジャグジー、小さめの源泉の浴槽がある。公式HPの写真で見たほどの広さはなく、広角レンズで撮ればそうなるよなという印象。となると、インフィニティは…、わかるな?
温泉の浴槽は内湯にある浴槽のひとつだけと思われ、その他は温泉ではないと思われる。
源泉の浴槽は、灰白色のお湯。やや熱めで、ぬるすべ感や泡付きはなし。複雑な香りがして、なかなかに良い。注がれる湯量は少ない。pHは、8.7。
その他の浴槽は透明、わずかに塩素臭を感じる。広い浴槽は熱めの温度。41~42℃くらいはありそう。ジャグジーはぬるめ。

露天風呂はたくさんの浴槽があり、熱めから、かなりぬるめ(38℃くらい?)までそれぞれ温度が明確に異なるので、とても良い。結局最終的にはかなりぬるめの浴槽にいた。片隅に、ひもをひっぱると樽のお湯をあびることができるところがあり、子供には人気がでそう。これが水だったら面白そうだと個人的には感じた。

インフィニティは露天風呂の奥にあり、目隠しにより直接露天風呂から見えない演出も素敵。インフィニティの浴槽は広いが、とても広いわけではない。南国の山々と、時折軍用機が頭上を横切るのを眺めながらのんびり浸かることができる。世界一贅沢かと問われると、まぁ、好みや感じ方は人それぞれですものね~、とお答えする。絶景かと問われると、まぁ、好みや感じ方は人それぞれですものね~、とお答えする。
お湯はやや熱めの温度だったので、超ぬる湯だったらさらに良かったのではないかと思った。また、鉄塔や民家が見えてしまうのはやや興ざめ。公式HPの写真は加工したのか、上手く見えない位置で撮ったのか。女湯からはバルーンも見えたとのことで、バルーンから望遠で写真を撮られたらという不安があったよう

サウナは狭く、熱さもマイルド。サウナマットが座布団のように厚くふかふかだった。水風呂がとても気持ち良いが、整いスペースがないに等しいのが非常に残念。

洗い場の数は十二分。仕切りがあるが、完全に仕切られているわけではないので、泡が隣に流れていくのが気になった。まぁ、ガラガラなので隣に人はいないんですけどね。
シャワーはスイッチ式、出ている時間は長め。シャンプーは、ボタニカルと書かれているものと、ハイビスカスと書かれているものがあった。せっかくなのでハイビスカスのものを使用したが、あまりキシキシにならないやつだった。
脱衣所は広く、ロッカーも大きい。ドライヤーはたくさんあり、ニトリのものだった。ものによっては風力が全然ないものと強いものがあった。
休憩所はなく、いくつかのベンチのみなので、余韻を楽しんだり、待ち合わせをするにはいまいち。自販機や、喫煙所もない
レストランが1階にあり、眺めがとても良い。
アクセスは問題なし。ジャングリアの駐車場入り口ではなく、別にスパの駐車場入り口がある。ナビで行くとジャングリアの駐車場入り口に案内される。入り口にいた係員にスパの駐車場の入り口を案内してもらえた。駐車場は広く停めやすい。駐車料金は2時間まで500円、それ以降は3000円と高額になる。これは、スパの駐車場に停めてジャングリアに行く人予防のためかと思われる。

訪れたのは、平日の13時頃であったが、男湯で利用していたのは数人。駐車場もガラガラだった。いわゆるテーマパークとして行くと、ちょっとがっかり感があるが、スーパー銭湯として考えるのであれば、とても良い。ただし値段を考えると、龍神の湯の方が満足度は高い。

なんか満たされなかったのはなぜだろうと考えた。
スパには長時間滞在する人はいないと考えたか、あまりに人が来すぎて芋洗い状態になるから回転率を上げようと考えたかの、いずれかではないだろうか。だから、インフィニティは熱めの温度設定だし、整いスペースでのんびりできる場所を作らず、休憩所や自販機などを設置しなかったのではないだろうか。
気軽に来れる金額設定、ジャングリア閉園後でも入れるように0時くらいまで営業としたら満足度は高いだろうなという個人的な感想。もうどうしようもないだろうけど、ひとつの大きなお風呂にして、水着着用の混浴にしたら、リゾート感が出てカップルや家族連れにも受けそうだが。

ジャングリア沖縄 スパ

沖縄県国頭郡今帰仁村字呉我山553-1

熱帯の植物に囲まれたアジアンテイストなデザインがきれい。あえて琉球風にしなかったのでしょうね。
間接照明と吹き抜けがとてもオシャレ。
ちょっとした売店がありますが、ジャングリア沖縄グッツはほとんどありません。
レストランからの眺めも素敵。こちら利用で駐車場が3時間まで無料になります。
参考にメニューをば。
くつばこがずらり。これくらいの集客を見込んでいたのでしょう。
お風呂は2階です。
実際歩けるスペースはこれくらいしかなく、かなり狭いです。
休憩、待ち合わせできるスペースはこれだけです。景観のためなのか、自販機もないのはつらい。
おしゃれなのですが、正直かなり安っぽく、重厚感がありません。塗料の色なのか、建材にべニアを張り付けている感じなのか、なんちゃって木組みによるものなのか、プラスチックのように見えます。建て売り住宅的な安っぽさを感じます。
https://junglia.jp/spa 公式サイトより引用
https://junglia.jp/spa 公式サイトより引用
https://junglia.jp/spa 公式サイトより引用
https://junglia.jp/spa 公式サイトより引用
駐車場はスパ専用の入り口が別にありますので注意してください。
ジャングリア沖縄の駐車場からは同じ道沿いですが、やや離れています。この看板が目印です。
バルーンが見えますね。
いい天気で気持ちが良さそうです。
スパ専用のバスもあるのですね。パーク間の移動用でしょうか。

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