総評 ★★★★☆
温泉 ★★★★☆
泉質 Ca・Mg・Na-硫酸塩・炭酸水素塩泉
色 微褐色(内湯)
微白色(露天風呂)
緑白色(内湯)
料金 800円/500円
営業時間 11時~19時(最終受付)
所要時間 3時間20分
228Km
アクセス ◎
清潔感 ◎
休憩所 △
食事 なし
対応 ◎
子供連れ ◎
えびの高原にあるホテルの温泉。霧島連山の雄大な景色と紅葉が美しい。
えびの高原は宮崎県えびの市にある、霧島連山(韓国岳、蝦野岳、白鳥山、甑岳)に囲まれた盆地状の高原で、標高は1200mほど。火山性の山々に火山湖が点在し、世界でもえびの高原にしか自生しないノカイドウ(天然記念物)が見られるほか、ミヤマキリシマなどの高山植物が見られ、登山やトレッキングに人気である。
えびの高原ホテルはもともとは国民宿舎だったようで、基本的には国民宿舎にハズレはない。
冬には天然のスケートリンクでスケートを楽しむことができる様子(12月1日~3月21日)。
内湯、露天風呂、水風呂、サウナあり。
浴室は高い天井と大きな窓で解放感がある。窓からは韓国岳を臨むことができ、絶景。
3つある浴槽はそれぞれ色が異なっており、お湯はどれもぬるめでのんびりといつまでも入ることができる。
内湯は広めの浴槽がふたつ。
ひとつは、微かに褐色を帯びたお湯で、茶色い湯の華が舞う。香りはなし。わずかに油膜があり、モール泉??3つのお湯のなかでは最も温度が高いが、それでもややぬるめで気持ちが良い。ぬるすべ感はなし。泡付きなし。他のお湯は鉄臭があるため、苦手な方にも良い。
もうひとつの内湯は緑白色で、ぬる湯。強めの鉄臭を感じる。ぬるすべ感はなく、泡付きなし。3つのお湯でもっとも温度が低く、サウナ後にのんびり入るのも良い。
露天風呂は、微かに白色を帯びたお湯で、狭め。緑白色のお湯ほどではないが、鉄臭あり。3つのお湯の中で、中間くらいのぬるさ。立ち上がると霧島の山々を臨むことができるが、湯舟に入ると目隠しによって眺望はなし。
サウナはマイルド。
洗い場の数は十分。シャワーはスイッチ式ではないのが好ましい。シャンプーはいい匂いだが、キシキシ。全体的にしっかりと清掃されている清潔感あり。
脱衣所は広め。無料の貴重品ロッカーと、脱衣カゴあり。ドライヤーはまずまずのものが2台。
休憩所は、お風呂の前のソファか、ロビーのソファ。お土産屋さんはなし。
喫煙室が元カラオケルームだったのか、ミラーボールがあり、時代を感じる。
アクセスは問題なし。えびの高原への道はところどころ大規模工事を行っており、安全運転で。
高原の風を感じながら3種類のぬる湯にのんびり浸かる贅沢さはたまらない。
えびの高原ホテル
宮崎県えびの市大字末永1489
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